「新日本」（１１日、ボディメーカーコロシアム）

　オカダ・カズチカ（２６）が後藤洋央紀（３４）を破り、ＩＷＧＰヘビー級王座８度目の防衛に成功した。新日本の至宝に７度目の挑戦となった後藤の執念に苦しみながらも、レインメーカーでとどめを刺した。

　試合後は、後藤の三重・桑名工業高時代の同級生でセコンドを務めた柴田勝頼（３４）とにらみ合った。しかし、王者は「柴田さん、このベルトに興味あるんですか？もし挑戦したいんだったら、３月から始まるニュージャパンカップで優勝してから来い！オレと向き合っただけで挑戦できるほど甘くないぞ」とバッサリ。さらに「僕は柴田さんに興味は…特にありません」と続け、観客を沸かせた。

　防衛回数は前回王者時代（１２年２～６月）と合わせ、１０回に。若きエースの勢いは止まらない。