日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）は１７日、ＩＢＦ世界スーパーフライ級王者の亀田大毅（２４）＝亀田＝が団体統一戦で敗れながら王座にとどまった問題で、亀田陣営の事情聴取を行った。

　亀田陣営からは、出席を要請されていた亀田プロモーション社長で前ＷＢＡ世界バンタム級王者の亀田興毅は欠席し、吉井慎次会長、嶋聡マネジャーと代理人の北村晴男弁護士が出席。ＪＢＣからは森田健本部事務局長と弁護士らが出席し、約１時間話し合った。

　嶋マネジャーは「何も話すことはありません。事情説明を行っただけ」と話すにとどまった。森田事務局長は「説明を聞いただけ。情報を精査して対応を考える。こちらの認識と若干食い違うところがあるので、時間がかかるかも知れない」と問題解決の長期化を示唆した。