柴田直子、悲願のタイトルへ桧山氏激励
14日に東京・後楽園ホールで行われるWBC女子世界アトム級タイトルマッチとIBF女子世界ライトフライ級王座決定戦(いずれもデイリースポーツ後援)の調印式と計量が13日、都内で行われ、WBCアトム級で12度目の防衛戦に臨む王者小関桃(青木)は46・2キロ、挑戦者ノラ・カルドザ(メキシコ)は45・9キロでパス。また、IBFライトフライ級8位柴田直子(ワールドスポーツ)は48・7キロ、同11位アロンドラ・ガルシア(メキシコ)は48・8キロでともに一発でクリアした。
3度目の挑戦で悲願の世界タイトル奪取を目指す柴田は、計量を終えると親交のある今シーズン限りで現役引退した元阪神の桧山進次郎氏から激励を受け、「力をもらいました。練習したことを全て出して、今までの集大成といえる試合をしたい」と勝利を誓った。相手のガルシアは18歳で11戦全勝という勢いのある選手だが、“代打の神様”から与えられたパワーでベルトをつかみ取る。
また、指名挑戦者を迎え撃つ小関も、「ディフェンス、スピード、スタミナ、テクニックなど女子ボクシングの魅力を見せたい。自分の完成形を目指したい」と意気込んだ。
