長谷川、年内3階級制覇へ西脇魂で勝つ

 「ボクシング10回戦」(12日、大田区総合体育館)

 前日計量が11日、都内で行われた。アンダーカードの56・7キロ契約10回戦に出場する元WBC世界バンタム級&フェザー級王者の長谷川穂積(32)=真正=とヘナロ・カマルゴ(26)=メキシコ=はともに1回目に56・7キロでパス。長谷川は次戦に予定される3階級制覇挑戦につなげる勝利を宣言した。また、WBC世界フライ級王座戦の王者・八重樫東と挑戦者オスカル・ブランケットはリミットの50・8キロで、同バンタム級王座戦の王者・山中慎介はリミットの53・5キロ、挑戦者ホセ・ニエベスは53・3キロで、4人全員が1回目でクリアした。

 いよいよ世界3階級制覇に挑む。2011年4月にWBC世界フェザー級王座を失って以来4度目のノンタイトル戦。長谷川は「本当に負けられない。次を見据える意味でも大事な試合」と、必勝を宣言した。

 これまでの長谷川の世界戦をプロモートしてきた帝拳ジムの本田明彦会長は「勝てば最後の前哨戦になる。やるなら年内でしょう。負ければ?次はないですよ」と、長谷川の次戦が世界戦になることを明言。時期は11月か12月、WBAスーパーバンタム級での挑戦になるもようで、勝てばWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(亀田)に続く日本人2人目の世界3階級制覇となる。

 負けられない試合だが余裕が漂う。計量で相手と初対面した長谷川は「相手の映像は見てないので、こんな顔してるんやな、と思った。握手したときの握力は強かったけど大丈夫でしょ」と、印象を表現。「殴られずに殴って終わる。KOでも判定でも、次があるのでノーダメージで終わればいい」と、次戦までの間隔が長くないことを見据えての完勝をテーマに掲げた。

 スパーリングは105ラウンドを消化。ショートのカウンターに磨きをかけており、「出せればいいね」と話した。この日、春夏甲子園初出場で勝利を挙げた地元・西脇工の試合をテレビ観戦し、ますますモチベーションを高めた。“日本のエース”と呼ばれた男が再び輝く時はもうすぐだ。

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