肋骨骨折の天山「復帰まで1、2カ月」
新日本の7日・仙台大会の内藤哲也戦で肋骨(ろっこつ)を骨折し、G1クライマックスをリタイアした天山広吉(42)が10日、レントゲン検査の結果、骨が付くまで3~4週間かかると診断されたと明かした。両国国技館を訪れ「復帰まで1、2カ月くらいかかりそう。次の両国(10月14日)は何とか…」と口にした。
7日は技をかけた直後、内藤の全体重が患部にかかった。「(けがは)やった瞬間に分かった。フィニッシュで出したムーンサルトはいつもと同じようにいけたんだけど…」と、脇腹を押さえながら振り返った。
この日、たまたま内藤とすれ違うと「オレの分まで頑張って」とエール。日付、場所も同じ昨年8・7仙台サンプラザホールで右ひざを負傷した内藤に「ひざは大丈夫?8月7日の仙台は何かあるね」と声をかけて苦笑した。小島聡と保持するIWGPタッグ王座については「せっかく取り返したんで、(簡単に)返上というわけには」と意向を明かした。
また、同じ仙台の棚橋弘至戦で下顎骨を骨折した後藤洋央紀は、12日に患部を手術する。