三浦、敵地での初防衛戦へ7日朝出発

山中慎介(右)の激励を受ける三浦隆司=東京・神楽坂の帝拳ジム(撮影・村中拓久)
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 17日(日本時間18日)にメキシコ・カンクンで行われるWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで、同級1位セルヒオ・トンプソン(メキシコ)を相手に初防衛戦に臨む王者三浦隆司(帝拳)が7日未明に羽田空港から出発する。

 米ラスベガスを経由して、試合の3、4日前に決戦の地であるカンクン入りする予定。出発直前の6日にジムで取材に応じた三浦は、「すごく調子がいい。海外での防衛戦だけど、逆に楽しみ。何の不安もない」と自信をのぞかせた。

 挑戦者のトンプソンは13連勝中、しかも11連続KO勝ちを続行中の強打者だ。三浦は「パンチのある選手なので、もらわないようにしたい」と慎重な口ぶり。しかし、担当の葛西裕一トレーナーは「王者になって自信がつき、左右の強打にすごみが出てきた。スタミナも十分にあるし先手先手で仕掛けたい」と序盤から圧倒するプランを描く。

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