三浦、王者の頭突き&ヒジ打ち許さない

 「WBC世界Sフェザー級タイトルマッチ」(8日、両国国技館)

 調印式とルールミーティングが6日、都内のホテルで行われた。

 帝拳ジムの浜田剛史代表(52)はレフェリーに、王者のガマリエル・ディアス(メキシコ)のバッティング、ヒジ打ちの重点的なチェックを要求した。

 ルールミーティングは1時間近くに及んだ。挑戦者・三浦隆司(帝拳)陣営がディアスのバッティング、ヒジ打ちを重点的に見るように要求したからだ。帝拳ジムの粟生隆寛が昨年10月、ディアスに王座を奪われた試合で、バッティングで負傷したからだ。

 同ジムの浜田剛代表は「粟生は傷がまだ治っていない。ディアスは過去の試合を見ても、バッティングやヒジ打ちが多いので、レフェリーに要求した」と説明。試合当日はリングサイドにモニターを設置し、問題があれば即時再生で確認できる用意をする。

 調印式でディアスは、グローブを青から黒に変更を要求。「黒が好きだから要求しただけだ」と。一方の三浦は「練習してきたことを出して、必ず勝ちたい。自分の強打を爆発させたい」と静かに闘志を燃やした。

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