武藤、白石新オーナー改革を否定

 全日本の武藤敬司会長(50)が16日、都内の事務所で、改革を掲げて反発を招いている白石伸生新オーナーについて初めて口を開き、白石案の鎖国や総合格闘技進出などを否定した。白石氏と「コミュニケーションはとれていない」としたが、“プロレスLOVE”を語ることで対極の考えであることを明確にした。

 他団体との交流について「鎖国なんてしない」と明言。総合は「興味がない」と斬り捨て、「来年でデビュー30周年。29年間生きた証を否定するようなことは絶対やらない。プロレス論が違ったから、(総合に進出した)新日本から全日本に移ったわけだし」と拒絶反応を示した。

 2・23に超満員だった後楽園ホールが、オーナー発言後の3・10は空席が目立った。「新しい人たちをつかみに行って、今のお客さんを逃すのは経営者として良くない」と危機感を口にした。

 「ウチの選手はプロレスを愛していると思う」とオーナー発言に揺れる現場をかばった武藤は「プロレスは金を持っててもできないし総理大臣にもできない。プロレスラーにしかできない」と言い切った。

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