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JBC“開国”…WBO、IBFに加盟

 日本ボクシングコミッション(JBC)は18日、都内のホテルで会見を開き、4月1日付で未公認だった世界ボクシング機構(WBO)と国際ボクシング連盟(IBF)に加盟することを発表した。これまでJBCは、世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)のみに加盟し、世界王座の乱立は好ましくないことなどを理由に、後発団体のWBO、IBFを承認していなかった。

 日本ボクシング界の長年の懸案がついに解決された。JBCがWBAから独立したWBCを70年に承認して以来、40年以上続いた2団体時代が終わり、4団体時代に突入する。

 WBOは88年、IBFは83年にWBAから独立した後発団体だが、今では両団体とも有力な王者を抱え、WBA、WBCに並ぶ4代メジャー団体と呼ばれる地位を築いている。

 JBCと日本プロボクシング協会(JPBA)はこのすう勢に対応するため、1年以上にわたって議論。王者乱立を考慮し、世界王座挑戦者資格を日本、東洋太平洋、世界のいずれかの王者経験者と指名挑戦者に限る(海外挑戦は除く)内規を定めるなどして、今回の決定に至った。内規は加盟と同時に発効する。

 会見に出席したWBOのフランシスコ・バルカルセル会長は「日本の加盟なくしては世界規模の団体と呼べないと思っていた。日本の選手がタイトルマッチにからむような大きな試合ができることを期待しています」と歓迎。JBCの秋山弘志専務理事は「今までボクサーにはご迷惑をかけました。門戸を広げて、新しいチャンスの機会を与える。鎖国から開国するということ」と意義を説明した。

 また、同専務理事は王者の権威が低下する懸念については、「権威が落ちないと言ったらウソになるかもしれないが、権威を上げていくのは我々」と力説。JBCに引退届を提出してWBO世界ミドル級王座に挑戦した石田順裕らの復帰に関しては、「ちゃんと手続きを踏んで辞めた人に対しては、申請があれば資格審査委員会で協議する」と明言した。日本ボクシング界の新時代が始まる。

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