西岡は進退保留「しかるべき時に話す」

 前日の試合を振り返り、話をする西岡利晃
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 WBO世界スーパーバンタム級・WBCダイヤモンド王者ノニト・ドネア(29)=フィリピン=との王座統一戦で9回TKOで敗れたWBC名誉王者・西岡利晃(36)=帝拳=が14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州マンハッタンビーチで一夜明け会見を行った。試合後に所属ジムの本田明彦会長が引退の方針を示した進退については「しかるべき時に自分の口から言う」と態度を保留した。

 明るい表情で現れた西岡は「やっぱり悔しいのは悔しい。でも、ドネアが強かったということ」と試合を振り返った。右目の周りが赤く腫れていることには「何を言っても言い訳になるので」と多くを語らなかった。本田会長によると、2回に左アッパーを受けたことが原因で、その後は二重に見えていたという。

 集大成の試合を終え、「結果はついてこなかったですが、一点の曇りもなく、真摯(しんし)に真剣にすべてをかけてトレーニングして昨日の試合に臨んだので満足している」と充実感を口にした。

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