大仁田も怖い…曙をメガトン爆破

 「横浜大花火」(26日、横浜文化体育館)

 ビビってたじろげ!26日に横浜文化体育館で、第64代横綱・曙(43)と「ノーロープ有刺鉄線バリケードマットダブルヘルメガトン電流爆破デスマッチ」で激突する邪道・大仁田厚(54)が17日、東京・板橋で爆破実験を敢行した。実験では人間の頭部よりも大きなスイカが粉々に吹き飛び、大仁田は曙に「ビビって逃げんなよ!」と伝言した。

 実験会場となった板橋のビル屋上には、プロレスマスコミに加えて、朝の情報番組「とくダネ!」(フジ・関西系)まで取材にかけつけ、この1戦への注目度の高さをうかがわせた。

 曙の体重が210キロと平均的な日本人レスラーのほぼ倍とあって、大仁田はこのデスマッチに「メガトン」と付けて、通常の電流爆破の約3倍に上る火薬を投入。おびえるTVリポーターを「安全なわけねえだろ!」と一喝し、1個目のスイカにメガトン用の爆薬を使用したところ、スイカは屋上じゅうに飛び散ってしまった。

 爆薬を減らした2、3個目のスイカも、範囲こそ狭くなったものの粉々に四散。大仁田自身、03年9月23日に安比高原で行われたザ・グレート・サスケ戦を最後に爆破はごぶさたとあって「俺がビックリするわけにはいかないけど、すごいよな!」と目を丸くした。

 あまりの破壊力に「イヤなもんだな。俺だって怖いよ。嫌いだよ。自分で考えたから入ってんだよ!」と、思わず本音ももらしたが、実験結果には満足した様子。スイカのかけらがこびりついた顔で「これが電流爆破じゃ!多少ほころびても、横綱の名誉にかけてちゃんと出てきてくれよな!」と、曙を挑発した。

 さらに、「俺が死ぬまで、誰が(電流爆破に)上がるか想像するのもいいんじゃないか?次は誰が上がる?とんでもない人間が上がるかもしれない」とニヤリ。「来年から、どんどんいろんな人間を上げていく」と、曙戦を皮切りに大物との電流爆破デスマッチをシリーズ化するプランをブチ上げていた。

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