京太郎、勝ってヘビー級王者挑戦だ!
ボクシングの角海老宝石ジムは17日、都内で、主催興行(9月19日、後楽園ホール=デイリー後援)の会見を開いた。同ジム所属の東洋太平洋ヘビー級8位・藤本京太郎(26)は、最重量ヘビー級では日本人初となる世界ランカー戦での勝利に意欲を見せた。
相手のWBC世界ヘビー級15位チャウンシー・ウェリバー(29)=米国=は53勝(20KO)6敗5分けの戦績を誇り、同5位まで上り詰めた実力者。全勝ながらキャリア4戦の京太郎にとっては無謀とも言える対戦だが、勝てば世界王座挑戦圏の同15位以内入りがほぼ確実の大チャンスだ。
京太郎は「目標の1つが世界ランク入り。ボクサーとして、男として勝ちたい」と、大番狂わせへ気合十分。萩森健一マネジャーは「勝てば、(WBC同級世界王者)ビタリ・クリチコにオファーを出す。ビタリに勝てば弟の(3団体統一同級世界王者)ウラジミールとやりたい」と、壮大なプランをブチ上げた。
同興行では東洋太平洋同級10位・竹原正敬(緑)‐WBC同級26位ヨハン・デュプラス(フランス)戦も行われる。