「ＩＧＦ」（２６日、ＴＤＣホール）

　日中国交正常化４０周年プロレスダーッ！“燃える闘魂”アントニオ猪木・ＩＧＦ会長（６９）が２５日、都内で行われた「ＧＥＮＯＭＥ２０」（２６日・ＴＤＣホール）の前夜祭に出席。２８日に中国・上海で会見することを明かし、日中国交正常化から今年で４０周年を記念して、年内に中国でプロレスを開催することをブチ上げた。

　中国大会の開催に向けては以前から動いていた猪木だが「今回、向こうからの申し出があって。きちっとした会見をやって」と、ＩＧＦが出資した現地法人の設立を発表することを明言。

　「年内に。ちょうど日中国交正常化４０周年に引っかけていきたい」と、７２年９月の日中国交正常化から４０周年を初の中国大会の大義名分とする考えを明かした。すでに「外務省ともいろんな話をしている」という。

　猪木は新日本時代の９０年９月にハルビン大会を開催したが、単発に終わった。その後も日本のプロレス・格闘技団体が中国進出を目指したが成功していない。猪木による積年の挑戦が、いよいよ重大な局面を迎えた。