今季初戦となる大会(7月中旬に行われたアクアカップ2026はショートプログラム=SPとフリースケーティング=FSともに1位)を前に、高校2年生の西野太翔(たいが)は静かに新シーズンへの闘志を燃やしていた。
昨季はジュニアグランプリ(GP)シリーズで結果(初戦が優勝、2戦目が2位)を残し、初出場の世界ジュニア選手権ではいきなり表彰台(3位)に立った。飛躍のシーズンを経て迎えるのが今季だ。シニアに転向する中田璃士(りお)というライバルが抜けた世界ジュニア界で、トップの座をうかがえる中心選手として期待が高まる中、ホープの西野に浮かれた様子は微塵もなかった。





