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【大山×狩野氏対談2】負けたら僕の責任…掛布さんの「4番論」実感

 狩野氏(右)と対談する大山
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 開幕から全試合で4番を務める阪神・大山悠輔内野手(24)を、デイリースポーツ評論家の狩野恵輔氏(36)が直撃した。若き4番はプロ3年目で任された4番としての苦悩と覚悟、開幕前に矢野監督からかけられた言葉、掛布2軍監督(現SEA)から学んだ4番論などを語った。シーズンを折り返し、改めて全試合で4番を務め上げ、結果を残すことを誓った。以下は対談その2。

  ◇  ◇

 狩野「オフから『軸になりたい』と言い聞かせてきた。それは大山の中で、決意みたいなものもあった?」

 大山「はい、それはありますね。開幕から4番っていう大事なところを打たせてもらっていますし、そういう意味では今までの2年間とは少し違うというか。19日の楽天戦もそうですし、自分の結果が勝敗に直結するっていうのはすごく感じているので。打てばヒーローにしてもらえますけど、打てなかったときに責任を背負わないといけない。ヒーローになってちやほやしてもらいたいっていうわけではないんですけど、自分が打ってチームが勝つということが一番。そういう大事なところを任されているっていうのは、ものすごく感じているところです」

 狩野「でも、そう思えるようになってきたってことはいいこと。最初はしんどかったでしょ?」

 大山「しんどさは正直、今もありますね(笑)。でも、4番っていう場所でしか経験できないことをたくさん経験させてもらっているので、ものすごくいい時間を過ごさせてもらっていると思います」

 狩野「4番って大変だよね。掛布さんと昔一緒にやっていたときは?4番論っていうのは聞いたことない?」

 大山「負けたら4番の責任っていうのは、掛布さんもずっとおっしゃっていましたね。それを今、改めて感じています。そう思えるようになったっていうことが成長できたというか、そういう大事なポジションをやらせてもらっているからこそ、感じられるようになってきたのかなと。その気持ちの部分は、プラスにしていかないといけないですね」

 狩野「(少し小声で)教えてほしいんだけどさ、やっぱり4番ってすごい?(笑)。俺なんか打つことなんてできなかったし、打っても2軍の4番。これだけの大観衆の中で、プレッシャーってすごいんじゃない?」

 大山「プレッシャーはすごいですね(笑)。ファンの方の中には10割打たないと認めてくれない方もいると思うので、4番っていうのはそういうポジションなんだなと思います。期待が大きい中で、自分がどうやっていけるかなと思いますね。やりがいしかないです」

 (話題は大山が途中交代した4月12日の中日戦の話に。2点を追う七回2死満塁で三ゴロに倒れ、交代となった)

 大山「あの試合は、悔しかったですね。外されたってことよりも、自分がチャンスで打てなかったっていうことが…。あのときは満塁だったんですけど、そこで打てなかったのが悔しかったです。あそこで外されて、交代になったっていう悔しさもありましたね」

 狩野「今シーズン、いろいろ経験できているってことだね」

 大山「これまでの2年間もたくさん経験させてもらっているんですけど、今年は4番としての経験ができていますね。そういう部分で、これまでの2年間とは全然違いますね」

 狩野「みんな大山にすごい4番になってほしいから、注文も多い(笑)。そうなれる素質があるってことでもあるんだけどね」

 大山「僕は、勝てるチームの4番になりたいですね。目標は数字ではないかなと思います。今はチーム的にも、あった貯金が減ってきている。なんとか勝ちたいですね。僕が打てば勝てるし、打てなかったら負けるので」

 狩野「意気込みは十分だね。最後に今シーズンの目標を教えて」

 大山「最後まで4番として出続けたいなと思っていますし、その中で結果も残していきたい。そして矢野監督を胴上げして、ファンと一緒に喜びたいです」

 狩野「頑張ってね。ケガだけはしないように」

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