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「そんなお箸の持ち方じゃ、お嫁にいけないよ」の本当の意味は?

ハイヒール・リンゴ
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 小学生の娘が先生に「そんなお箸の持ち方じゃ、お嫁に行けないよ」と言われた話が話題になっていましたね。そのお母さんは「お嫁に行けない」っていう言葉に引っかかったと思いますが、結論から言えば「お嫁には行けます!」。ただこの言葉には、もう少し違う意味があるように思うんです。

 とある男性芸人さんは昔、お箸の持ち方が悪かったのを先輩に叩き直されたそうです。「あんたの親が馬鹿にされるんや」「あんたの親が『しつけてない』と思われて恥をかくねん」と食事に行くたびにこっぴどく怒られ、直した…って(笑)。別の女性芸人は婚活のとき「お相手のお箸の持ち方がすごく気になった」と言っていました。

 お箸の持ち方を気にすることが良い悪いではなくて、持ち方を気にする人もいる、ということですよね。それが2割でも3割でもいれば、その人たちには良くは思われないから、直せるものなら直した方がいい、ということだと思います。「お嫁に行けない」って、昔の人がよく言ってたたとえ話ですしね。最近、私も夫ともめたら「ええ死に方せえへんで」って言ってやるんです(笑)。もちろんそんなこと本気では思っていませんが、それぐらいの話と思って聞き流してもいいのでは?

 お箸と同じようなものに「字」もあると思います。私は字が汚くて、今でも縦書きでお礼状が書けない。友人の奥さんは上手な絵のようなお礼状を書かれるけれど、私はいつも横書き。クイズ番組などで書く答えの文字も、自分では引け目に感じています。政治家の字が上手い下手で話題になることがありますが、箸と同じで、その人のイメージとのギャップもあるのでは。ただ字が苦手でも私は結婚もできたし、今幸せだと思うけれど、直せるものなら直したいですよ、今でも。

 そう言えば昔は「他人のお家に裸足で上がってはいけません」と言われたものです。畳などが足の脂で汚れるから。今でも京都の老舗料亭では裸足の方に靴下を差し上げると聞きました。若い人は「外国の人は室内で靴を履くのに」と思うかもしれませんが、食事の前後に「いただきます」「ごちそうさまでした」と言うのと同じで、それが日本の文化。誰にも注意されなければ、一人暮らしのひとりごとのように歯止めが利かなくなります。今は多様性の時代で、「絶対」はないし、やらなくていいこともありますが、何事も美しいに越したことはないと思います。

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