【にしたん社長の人生相談 お悩みクリニック】年齢を重ねても体力が衰えない方法を伝授してください

 にしたんクリニックなどを展開するエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長があなたの悩みに答えます。

 西村さんと同世代の男です。年齢のせいか、最近は体力がなくなってきたように思います。西村さんのTikTokを見ていますがベルギーに行ったり、北海道に行ったり、本業以外にいろいろ企画したり体力がおありのように思います。衰えないための方法を伝授してください。欠かさない食品とかあればお願いします。

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 同世代の方からこうしたご相談をいただくと、やはり皆さん同じような悩みを抱えているのだなと実感します。年齢を重ねると体力の衰えを感じるのは当然ですが、意識次第でその衰えを最小限に抑えることは可能です。私も特別なことをしているわけではありませんが、いくつかの習慣を大切にすることで、今も国内外を飛び回りながら活動できています。

 まず、体力維持には「とにかく動くこと」が基本です。運動といっても特別なトレーニングをしているわけではなく、日常生活の中で身体を意識的に動かすことを心がけています。例えば、エレベーターより階段を使う、少し遠回りして歩く、立っている時間を増やすなど、小さな工夫の積み重ねが大切です。仕事が忙しいと運動の時間を確保するのが難しいですが、「ながら運動」を取り入れることで無理なく続けられます。

 次に、食事にも気を配っています。体力維持には、たんぱく質の摂取が欠かせません。私は納豆、青魚、鶏むね肉などの高たんぱく食品を積極的に摂るようにしています。また、疲れを感じたときはビタミンB群を意識的に取り入れます。レバーや卵、アーモンドは手軽に摂取できるのでおすすめです。さらに、適度な炭水化物を摂ることでエネルギー不足を防ぐことも重要です。そして、体内の循環を良くするために、こまめに水を飲むことも欠かしません。

 睡眠の質を高めることも、体力維持には不可欠です。年齢とともに眠りが浅くなることがありますが、私は寝る前にスマホをいじらない、寝る1時間前にはお風呂に入る、部屋を暗くしてリラックスする時間を作るなどの工夫をしています。特に、夜に考えごとをしてしまうと眠りが浅くなるため、寝る前にリラックスできる習慣を作ることが重要です。質の良い睡眠を取ると、翌日の体の調子が全然違います。

 そして、最も大事なのは「新しいことに挑戦し続けること」です。ベルギーや北海道などへ行って、本業以外にもさまざまな企画をしているのは、単に仕事のためだけではなく、自分自身の活力を維持するためでもあります。新しい環境に身を置くことで気持ちが前向きになり、自然とエネルギーが湧いてくるものです。精神的な刺激があると、身体も活発に動くようになります。

 結局、体力維持の秘訣は「運動」「食事」「睡眠」「挑戦」のバランスを取ることに尽きます。年齢のせいで衰えると決めつけず、少しずつ生活習慣を見直すことで、まだまだ元気に動けるはずです。

 ◆西村誠司(にしむら・せいじ) 1970年生まれ、愛知県出身。「イモトのWiFi」「にしたんクリニック」などを展開するエクスコムグローバル株式会社代表取締役社長。名古屋市立大学を卒業後、外資系コンサルティング会社に入社。2年で退職して25歳で起業、現在年商333億円に成長。TikTokフォロワー数4万8000人。

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