風邪の予防に役立つ野菜の組み合わせは→「ニンジン」が一番→ビタミンA・C・Eを含む野菜の組み合わせが有効

 冬は風邪をひきやすく体調管理が重要になるため、献立に「何か栄養になるものを食したい」と考える人は多いと思います。野菜は風邪の予防に役立つと言われますが、どのような野菜を摂取するのがおススメなのでしょうか。風邪予防に役立つ野菜の組み合わせや、栄養を効率的に摂取するのに役立つ調理方法などについて調べてみました。

 まず風邪の予防には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む野菜が有効です。ビタミンAは鼻や喉、口、胃腸などの粘膜と皮膚を強くして免疫力を高めます。ビタミンCは免疫力を高めて、ウイルスを攻撃する白血球の働きをサポートしたり、貧血予防、ストレス緩和にも役立ちます。ビタミンEは、血行促進や自律神経を整え、老化の原因となる過酸化脂質の生成を防ぐなど、生活習慣病やガン予防にも関わります。

 野菜には多様な栄養素が含まれており、複数の野菜を組み合わせることで、より多くの栄養を効率的に摂取できます。おススメの野菜の組み合わせを何例かご紹介しましょう。

 まず「ニンジンとダイコン」。ダイコンの消化酵素が胃腸の働きを助け、生のニンジンからビタミンCを豊富に取れるので、免疫力アップに役立ちます。次に「ニンジンとタマネギ」。タマネギにはビタミンCのほか、炎症を抑える効果やデトックス効果があり、風邪予防に効果的です。最後に「ニンジンと小松菜」。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが豊富です。ニンジンや小松菜のベータカロテンは油で炒めることで吸収率が高まるので、肉と一緒に炒めると効果が高まります。

 風邪予防には、ビタミンA・C・Eを含む野菜の組み合わせが有効のようですが、その中でも、基本食材は「ニンジン」が一番です。ニンジン嫌いのお子さんが多いですが、お母さんがた、冬はお子さんにニンジンを食べてもらえるよう、いろいろ調理方法を工夫してみてください。

 ◆松本浩彦(まつもと・ひろひこ)芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

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