好調の西武・平沢大河のガッツポーズに感じたフォア・ザ・チーム
輝いていた。ド派手なガッツポーズを決めた西武・平沢大河内野手(28)だ。
6日の対ソフトバンク戦(ベルーナドーム)の2回1死一、三塁、ソフトバンクの先発・大関友久投手からセンターへタイムリーヒットを放った。一塁ベースを回った背番号39にレンズを向けると、両腕を高々と上げる、ド派手なガッツポーズを決めていた。ロッテ在籍時代の彼をファインダー越しに見ている。不振やケガで思うようになパフォーマンスができなかったこともあるだろうが、どちらかというとクールな印象だった。
2回1死から右越え二塁打を放ち、球団タイ記録の9打数連続安打を含む10者連続出塁(1四球を含む)で一挙8得点の猛攻の口火を切った。そして打者一巡した打席で再び快音を響かせたのだから、自然と喜びが派手なガッツポーズとなって表れても不思議ではないが、私がファインダー越しに感じたのは、フォア・ザ・チームの思いだ。現役ドラフトで移籍した新天地で、戦力となって躍動しているからこその“ガッツポーズ”だ。
7回には無死一塁から今季5度目の猛打賞となるヒットをライト前に放ってスタンドを沸かせた。プロ10年目のシーズンでようやく開花を感じさせる活躍を見せている。甲子園のスターだった頃からのファンも少なくない。苦節10年を糧に、輝き続けてほしい。(デイリースポーツ・開出牧)
