北口榛花、まさかの失投!?優勝直後「ああーー!!」と悲鳴 織田裕二が優しく手を差し伸べる
「陸上・セイコー・ゴールデングランプリ」(18日、国立競技場)
女子やり投げ決勝で、パリ五輪金メダリストの実力を見せつけ64メートル16で優勝した北口榛花。試合後のセレモニーではスペシャルゲストの織田裕二からも褒められ、満面の笑みを見せた。
だが、落とし穴があった。セレモニーの最後に他の選手たちと客席へミニブーケを投げ入れる時にそれは起こった。長い右腕をしなかやに振った北口の手から放たれた花束は、客席の前で失速し、あえなくフィールドと客席間にある側溝の中へと落ちていった。「ああー!!」と悲鳴をあげ慌てる金メダリストに優しく手を差し伸べたのは織田裕二。「これを使いなよ」と織田が持っていたブーケをもらった北口は、客席の前ギリギリまでやってきて柵から身を乗り出しながら手渡すように投げ入れた。
金の腕を持つとは言え、やはり投げるものが違うとうまくいかないようだ。9月にはここ国立競技場で世界陸上が開催される。その時は是非輝くメダルを胸にかけ、きれいな放物線で花束を客席まで届けてほしい。(デイリースポーツ・吉澤敬太)