ロッテ・沢村拓一の魂の雄たけびを見たかった!

魂の雄たけびだ!1点リードの八回西武2死三塁、外崎修汰を5球連続のスプリットで三振に斬り、雄たけびを上げるロッテ・沢村拓一=26日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
ガッツポーズにも魂がこもる!1点リードの8回西武2死三塁、外崎修汰を5球連続のスプリットで三振に斬り、ガッツポーズを決めるロッテ・沢村拓一=26日、ZOZOマリン(撮影・開出牧)
2枚

 待ってました!ロッテ・沢村拓一投手(35)が26日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対西武5回戦の八回から登板、1イニングを無失点に抑えて、ど派手な“雄たけび”を上げ、ガッツポーズを決めた。

 2-1で迎えた八回だ。エキサイティングな登場曲が鳴り響く中、スタンドの歓声と拍手を背に走ってマウンドへ。児玉に対して150キロ台の剛速球で追い込み、最速155キロの直球で一邪飛に打ち取った。愛斗には右越え二塁打を打たれたが、代打・栗山を二ゴロに打ち取り2死三塁。一打同点の場面で打席に迎えた外崎に対しては4球連続でスプリット。カウント2ー2からのウイニングショットは、これでもかと言わんばかりの、アウトコース低めにコントロールされたスプリットだった。空振り三振を奪った瞬間の、大きく口を開いた雄たけびを激写しながら、一塁側のカメラ席で「オ~!」と、私も思わず声を上げた。

 2020年9月8日のロッテ対日本ハム戦(ZOZOマリン)だ。巨人からトレードで移籍し、チームに合流したばかりの沢村が、打撃投手のユニホームを借りてリリーフマウンドに上がった。新人王&セーブ王の実績がありながら、3軍でくすぶっていた巨人のドラ1を、優勝争いに必要なピースとして獲得したロッテだったが、1軍に合流した日に登板させるとは誰が予想しただろう。リリーフカーに乗ってグラウンドに現れた沢村の鬼気迫る表情は、カメラ席からレンズを向けた私のまぶたに焼き付いている。

 結果は、3者連続三振の圧巻デビュー。あの時の雄たけびは、まさに“魂の叫び”だったのではないだろうか。どん底を味わった男の底力を、強さを、ファインダー越しに見た気がした。メジャーを経て再びロッテに帰ってきた今シーズン。仁王立ちで腕組みをするパフォーマンスが定着しつつあるが、私が見たかったのは、魂の雄たけびだ。どん底を知る豪腕の、魂の叫びだ!(デイリースポーツ・開出牧)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カメラマン発最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス