松坂大輔氏 松山英樹も驚きの林越えショット「スゲエ~」
日本が誇る松山英樹を驚かせた。西武ライオンズやメジャーリーグで活躍した元投手の松坂大輔氏(42)である。
12日、ZOZOチャンピオンシップのプロアマ(アコーディア・ゴルフ習志野CC)に出場。486ヤードパー4の9番ホールの第1打。300ヤードを優に超す、林越えのビッグショットを放った。
半袖のゴルフウエアから伸びた太い両腕。パンツが窮屈そうな腰回り。現役時代よりも一回り大きく見える体で、ドライバーを“マンぶり”した。えげつない打球音と共に、ピンポン球のようにはじき出されたボールは、左ラフに横たわる林を超えていった。2021年にマスターズ優勝で日本人初のメジャー制覇を果たした同組の松山が「スゲエ~」と叫んで、驚きの表情を浮かべた。
ボールは松山の第1打をはるかに超えてフェアウエイをキープ。セカンドショットをピンそばに寄せ、バーディーを奪い、3オンパーセーブの松山を圧倒するゴルフで満面の笑みを浮かべた。
現役を引退すると筋肉が落ちて肥満体質になりがちだが、トレーニングを継続しているのだろう。ゴルフウエアの上からでも屈強な肉体のシルエットが浮かぶ。
林越えのビッグショットに、“平成の怪物”の面影を見た。ゴルフウエアよりもずっと似合っているユニホーム姿を、また見たくなった。(デイリースポーツ・開出牧)





