松山英樹 1年ぶり日本で連覇宣言「挑戦できるのは僕だけ」 女子プロ・畑岡、西村らも熱視線

 練習ラウンド中にギャラリーにサインをする松山英樹(撮影・開出牧)
 母・博美さん(左)と一緒に松山英樹のラウンドを見る畑岡奈紗
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 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ」(13日開幕、アコーディアG習志野CC=パー70)

 米男子ゴルフツアーの日本開催、ZOZOチャンピオンシップは13日に千葉県印西市のアコーディアG習志野CC(7041ヤード、パー70)で開幕する。11日は公式練習が行われ、前年覇者の松山英樹(30)=LEXUS=は、岩崎亜久竜と2人でインコースの9ホールをラウンドするなどして調整した。公式会見では、1年ぶりとなる日本のファンの前でのプレーで、大会2連覇を目指すと宣言した。

 いつにない熱い口調だった。前年覇者として公式会見に臨んだ松山は「連覇はそう簡単ではないと分かってはいる。挑戦できるのは僕だけなので、それに向けてしっかり準備したい」と言い切った。

 昨年大会以来、1年ぶりの日本での試合。練習ラウンドにもかかわらず、100人を超すギャラリーが一挙手一投足を見守った。中には女子プロ選手の畑岡奈紗や西村優菜らの視線も。鋭いアイアンショットで13番パー3はピン左2メートル、17番パー4は左1・5メートルにつけると歓声が上がった。

 ただ「パッティングもいい感じで練習できているが、ショットはうまくいかない部分もある」とティーショットには不安を残した。球が左に行きがちで、14番パー5では2本のドライバーを2球ずつ、計4球を打った。

 それでも今大会は心強い味方がいる。専属の目澤秀憲コーチだけでなく、目澤氏の大学の後輩で、畑岡や稲見萌寧を指導する黒宮幹仁コーチもチームに加わった。

 「2人は仲がいい。こういうところ(日本での試合)で意見をもらっている」。この日もラウンド中や、前後の打球練習でスイングの動きについて助言を受ける場面があった。

 何より「ギャラリーの方の力があるのは間違いない。その力がプラスに働くよう頑張りたい」。昨季はこの大会と今年1月のソニー・オープンに勝ち、米通算8勝。9月に新シーズンがスタートし「早く優勝したい気持ちが強い。それがここだったら最高かな」と再び日本のファンを熱狂させる。

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