文字サイズ

日本新!9秒台!でも穏やか 人柄が見えた山県亮太の笑顔

「9秒95」を表示する時計を前に、優しい笑顔を見せる山県亮太=6日、鳥取市・ヤマタスポーツパーク陸上競技場(撮影・高部洋祐)
男子100メートル決勝、先頭でゴールする山県亮太。左は3位の小池祐貴、右は2位の多田修平=6日、鳥取市・ヤマタスポーツパーク陸上競技場(撮影・高部洋祐)
9秒95の日本新記録で優勝し、2位の多田修平(左)、3位の小池祐貴(右)から祝福を受ける山県亮太=6日、鳥取市・ヤマタスポーツパーク陸上競技場(撮影・高部洋祐)
3枚

 6日の陸上・布施スプリントで、9秒95の男子100メートル日本新記録をたたき出した山県亮太。歴史的瞬間を迎えた現場で印象的だったのは、無観客開催ながら関係者らのボルテージが最高潮となる中でも、感情を爆発させることなく絶やさなかった、山県の穏やかな笑顔だ。

 決勝のレースで偉業を成し遂げた直後、共に戦ったランナーたちが駆け寄る。東京五輪の出場枠を争うライバルも、この時ばかりは前人未到の記録を祝福。いかに山県が後輩らに慕われているかを見ることができた。

 大記録を表示した時計の前での記念撮影。歴史的ショットを収めようと、当人以上に興奮した多くのカメラマンがさまざまなポーズを要求するが、ひとりひとり丁寧に応対。予選、決勝の2レースを力走し疲弊しているはずだが、最後まで変わらぬ笑顔を振りまいてくれた。

 本当の勝負はこれからだ。6月末に大阪で開催される日本選手権。そこでついに五輪の舞台に立つランナーが決まる。その瞬間、山県はどのような表情をしているのか、楽しみに待ちたいと思う。(デイリースポーツ・高部洋祐)

関連ニュース

    編集者のオススメ記事

    カメラマン発最新ニュース

    もっとみる

    ランキング

    主要ニュース

    リアルタイムランキング

    写真

    話題の写真ランキング

    注目トピックス