徳勝龍、初優勝でバンザイ 視線の先には微笑む恩師

 「大相撲初場所・千秋楽」(26日、両国国技館)

 令和2年の初場所は徳勝龍(木瀬)の20年ぶりの幕尻優勝で幕を閉じた。

 2000年春場所の貴闘力以来、史上2度目の快挙。結びの一番で大関貴景勝を破ると、顔をくしゃくしゃにしながら涙を見せ、観客からは惜しみない拍手が送られた。

 優勝インタビューでは、場所中に急逝した恩師の近大・伊東監督について聞かれ、再び涙。「監督が、見てくれてたんじゃなくて、一緒に土俵にいて戦っていてくれたような、そんな気がします」と声を震わせた。

 支度部屋での恒例のバンザイでは、カメラマンからの注文に「初めてだから、わかんないっス」と周囲の笑いを誘う。手にしっかりと恩師の写真を握りしめ、バンザイの声に笑みを浮かべた。

 一連の儀式が終わると、恩師の写真をじっと見つめる姿が。その間、10秒。「一緒に戦ってくれて、ありがとうございました」-。そんな声が聞こえてきそうだった。(デイリースポーツ・出月俊成)

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