日本ハム「おにぎり君」誕生ドラ6横尾

韓国プロ野球の起亜タイガースとのオープン戦で場外3ランを放った日本ハム・横尾俊建。試合後、レフト場外にある看板の前で“おにぎりポーズ”を決める。
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 新キャラクターが誕生した。その名も「おにぎり君」。横尾俊建(としたけ)、慶大出身の22歳。ドラフト6位で日本ハムに入団したルーキー内野手だ。

 「おにぎり君」はキャンプ地の沖縄県名護市で24日に行われた起亜タイガース(韓国プロ野球)との練習試合で誕生した。横尾は6番DHで先発出場し、五回2死一、二塁の場面で、レフト場外へ消える特大3ランを放った。歓声が響く中、横尾は三塁ベースを回ったところで、新人としては大胆とも見える、おにぎりを握るような手つきのポーズを振る舞った。

 試合後、さっそく斬新な?ポーズについて問われると、「白井(三塁)コーチがおにぎりのようなポーズを何度もしているので、応えないといけないと思ってやりました」と説明した。

 横尾は大食感でおにぎりが大好物だが、キャンプ中は太ってケガをしないようにセーブしているという。そんなルーキーに対して、白井一幸内野守備走塁兼作戦コーチが、プロ初本塁打を“おにぎりポーズ”で祝福し、本人も同じポーズで返礼した。このシーンはすぐさま味方ベンチにも波及し、陽岱鋼らナインも同様の“おにぎりポーズ”で出迎えた。

 昨年のパリーグ本塁打王、西武・中村剛也内野手(32)の愛称は「おかわり君」。体重102キロの中村と比べると、86キロの横尾は線が細いが、20日の紅白戦(国頭)では結果を出して1軍に抜てきされた。そして、24日は5打数3安打と大暴れ。囲み会見後は、カメラマンの要望に応えて、場外弾を放ったレフトスタンド後方にある看板の前で再び“おにぎりポーズ”。物おじしない性格で大物感の漂う楽しみなルーキー。本塁打量産スター「おにぎり君」が定着する日を目標に、切磋琢磨してほしい。(写真と文=デイリースポーツ・開出牧)

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