【スポーツ】体操女子・西山実沙 ロス五輪新星は超頑張り屋さん コーチの評価する一生懸命さが魅力 2年後の夢舞台へ「団体メダルに貢献できるように」

 女子個人総合で優勝し、笑顔を見せる西山実沙
 女子個人総合 西山実沙の平均台
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 体操女子の西山実沙(15)=なんばク=が2028年ロサンゼルス五輪の星に名乗りを上げている。4月の全日本選手権で初優勝を飾ると、5月のNHK杯でも優勝して2冠。初めてシニアの世界選手権代表権を手に入れた。ロサンゼルス五輪まであと2年。新星の現在地とは。

 ロサンゼルス五輪への新星が、ぐんぐんと実力を伸ばしている。高校1年生の西山は今年の全日本総合選手権とNHK杯で2冠。世界選手権切符を手にし「ミスなく完璧な演技ができるようにしたい」と、とびきりの笑顔で、待ち受ける大舞台へ意気込んだ。

 なんば体操クラブの山崎隆之コーチも認める頑張り屋さん。「そこまでのポテンシャルがある選手ではない」と語るが、「一生懸命努力する、全力で物事に取りかかるところが彼女の良さ」と評価する。

 ロサンゼルス五輪を目指すようになったのは、24年パリ五輪後だという。当時はまだ13歳で、出場するには年齢が足りなかったため、「意識はしていなかった」というが、同じクラブで代表だった中村遥香から経験談を聞き、明確な目標に変わった。

 「オリンピック独特の空気感とか、日本の試合にはないような雰囲気があると言っていた。そこの舞台に行って、その空気を味わいたい」

 一日に5時間も体操に向き合う、練習の虫だ。山崎コーチは、今季に入り「オリンピックを目標にした時に、何をしなくてはいけないかを逆算して考えて、世界に通用する技をたくさん入れた」と、アップデートしたと明かす。西山も「試合を想定したローテ練習で、点差をイメージしながら練習を積んできた」と常に試合を意識する。

 夢舞台まではあと2年。「団体メダルが日本の大きな目標。そこに貢献できるように」。初めてシニアでの日の丸に袖を通した15歳がロサンゼルス五輪で日本を栄冠に導く。(デイリースポーツ・南香穂)

 ◆西山実沙(にしやま・みさ)2010年9月7日、和歌山市出身。小学校の入学前に体操を始めた。きっかけは母が「夜に寝ないので、ここで遊ばせてほしい」と体操クラブに連れて行ったこと。なんば体操クラブ所属。昨年の世界ジュニア選手権で個人総合3位、床運動優勝、跳馬は2位。相愛高1年。身長151センチ。

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