【野球】阪神・近本とスラィリー仲良しの秘密 サインおねだりの秘話も

 試合後、広島のマスコット「スラィリー」と談笑する近本(撮影・堀内翔)
24年オールスターでスラィリーにサインをプレゼントする近本=2024年オールスター
9月18日の対広島戦、始球式で打席に立つ近本とスラィリー(右上)
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 今季最後のマツダスタジアムでも仲の良さは健在だった。Xなどでファンの間でも注目されているのが、阪神の近本と広島のマスコット・スラィリー。17日、18日の広島戦でもスラィリーが近本に絡みに行き、2人で楽しそうに話す光景が見られた。

 近本に聞くと、仲良くなったきっかけは4年前のオールスター。「自分のファンってことを言ってきてくれて」。ライバルチームのマスコットでありながら、近本ファンだったスラィリーからアタック。そこから仲が深まった。

 今回のマツダでは「近本光司」のタオルを掲げるなど、今でもスラィリーの“近本愛”は止まらない。18日には「今日でマツダ最後やな」と2人で別れを惜しんだ。

 昨年8月23日のマツダスタジアム。試合開始直前、ネクストサークルにいる近本に、スラィリーが近本のユニホームを差し出し、サインをおねだりするシーンがあった。快く応じてくれた近本に、スラィリーは2度、深々とお辞儀し、ガッツポーズ。その後、こんな秘話があった。喜んでいたスラィリーだが、実は試合直前にお願いしたことに、「よかったのかなぁ」と不安そうにしていたという。しかし、そんな心配をよそに近本はその試合でしっかり安打をマーク。「ヒット打ったから大丈夫だよ」とスラィリーに優しく声をかけたそうだ。

 近本は、今年30周年を迎えたスラィリーにSNSを通じて祝福メッセージも送っていた。“相思相愛”の2人の絆はこれからも続くだろう。

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