【野球】ロッテ・佐々木朗のCSぶっつけ本番登板は?元中日守護神は中1カ月CSでの好投

 ロッテ・佐々木朗希(21)のクライマックス・シリーズ(CS)でのぶっつけ本番の登板は実現するのか。元中日の守護神・岩瀬仁紀氏(48)は、中1カ月のCS登板でのセーブを記録した。

 パ・リーグのペナント・レースも終盤を迎えている。首位快走のオリックスは3日の日本ハム戦(エスコンフィールド)にも勝ち、マジックを16まで減らした。今後、何が起きるか分からないが25試合を残し2位・ロッテとは10・5ゲーム差。リーグ3連覇をほぼ手中に収めたといっていいだろう。

 現行ルールではリーグ優勝即日本シリーズへの出場権を得るわけではない。本拠地開催などの優勝アドバンテージはあるが、CSは勝ち抜かなくてはいけない。逆に優勝を逃したチームでもCSに出場できる3位以内を確保すれば、日本一の栄冠をつかみ取ることができる。

 実際、2010年のロッテのようにリーグ3位に終わっても第1ステージで2位西武に2連勝、第2ステージでも首位ソフトバンクを破り日本シリーズに進出。シリーズでは中日を相手に4勝2敗1分で競り勝ち「史上最大の下克上」として球史に名前を刻んだ。

 今季のロッテも「下克上」を演じる可能性は十分にある。だが、これまでプロ野球を長年取材してきた経験からすると、CSや日本シリーズのような短期決戦を勝ち抜くためには、信頼できる先発投手は2枚以上必要だ。ロッテは現在、種市篤暉(24)や小島和哉(27)、メルセデス(29)が先発ローテを担っているが、オリックスの山本由伸(25)や宮城大弥(22)の2本柱と対抗するのは、やはり絶対的エース・佐々木朗の復活は欠かせない。

 佐々木朗は7月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発し6回93球を投げたが、左脇腹に違和感を覚えて降板。翌25日には「左内腹斜筋損傷」で出場選手登録を抹消された。現在は順調に回復しており、ブルペンでの立ち投げを再開しているという。今後は本格的に捕手を座らせた投球練習を行うことになる。吉井理人監督(58)は佐々木朗の将来も踏まえ「まずは投げられると言ってくれてから考えようかな」と復帰登板に関しては慎重だが実際、CSでのぶっつけ本番登板はないのだろうか。

 2009年のCSに登板した岩瀬氏の例もある。同氏はこの年、9月19日の横浜(現DeNA)戦(ナゴヤドーム)を最後に体調不良を訴えて登板を回避。その後はテスト登板もなかったが、ヤクルトとの第1ステージ(10月18日・ナゴヤドーム)の第2戦に3番手として登板しセーブを挙げた。翌日の第3戦にも6番手としてマウンドに上がり勝利に貢献し、チームを第2ステージ進出に押し上げている。

 ベテラン投手でも故障明けの登板に不安はある。実戦感覚を取り戻すのは時間もかかるだろうが、佐々木朗はメジャーでも注目を集める逸材だ。もちろん無理をさせる必要はない。それでも体調が戻れば、その前にテスト登板する可能性は高い。だが、例えぶっつけ本番になっても圧巻の投球をする-その期待は持っている。(デイリースポーツ・今野良彦)

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