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【野球】阪神 ドラフト7位・中川に感じた頼もしさ 「貫禄」18歳の扇の要

 高卒1年目の落ち着きとは思えなかった。13日のウエスタン・広島戦(由宇)でドラフト7位・中川勇斗捕手(京都国際)が2安打3出塁。九回の先頭で悠々と四球を選び、一塁へ向かう所作を見て、阪神ベンチから「貫禄、貫禄!」と声が飛んでいた。

 守備では先発した秋山ら投手陣を完封リレーに導いて勝利に貢献。体は細いのに、ホームベースの後ろで構える姿はなぜかどしっとして見えた。秋山から「キャッチングがいい。(投手を)よく見せてくれる」と指名を受けて2試合連続のコンビ。若手捕手を経験豊富な右腕がリードしながら投げるという形だ。

 ジェスチャーなどを「逆に教えてもらってる立場なんで、すごく勉強になることが多いですね」と中川。「ここに来いとか、構えでもできることがあるんで」と知識を吸収し、日々成長している。

 だが、決して受け身にはならない。配球も秋山が主導なのかと質問すると、きっと表情を変え「配球は僕に主導権があるので。秋山さんなんですけど、僕が、キャッチャーがリードする立場なんで」と司令塔としての自覚をにじませた。実績ある13歳上の右腕にも気後れすることなく自身の考えをぶつけているという。

 打撃面でも平田2軍監督は「思い切りがいいし、追い込まれたら粘れる」と評価していた。スナップを利かせた二塁へのスローイングも強い。18歳とは思えない落ち着いたプレーぶりに頼もしさを感じ、どんな捕手に育つのか楽しみになった。 (デイリースポーツ・山本航己)

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