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【野球】阪神 前半戦首位ターンも失速気味の虎 16年ぶりVへの矢野構想とは

 阪神は球宴を経て、18日から甲子園で練習を再開させた。矢野監督は仙台から朝一の飛行機で駆けつけ、大山を直接指導。捕手心理や内角打ちのヒントを助言し、「この期間だから伝えられることもある」と熱く語った。

 13年ぶりに前半戦を首位で折り返した虎だが、交流戦明けは9勝14敗1分けと失速。2位・巨人に2ゲーム差まで詰め寄られ、シーズン序盤のような勢いは影を潜めている。

 チーム得点数はリーグ4位、チーム打率・251も同5位。指揮官は「(走者を)返す所で悠輔(大山)、テル(佐藤輝)とかで点を取れてたらなというのはあった。近本は良くなってきたけどね。チャンスが回ることが多くなったから返すという所のバッティングであったり、状態を上げていく必要がある」と五輪ブレーク中の復調に期待を込めた。

 27日からのエキシビジョンマッチにはファームで好調の島田、小野寺らを1軍に呼び、活性化を図る。「ロハスがめちゃめちゃ頑張るとかもあり得る」と指揮官。野手のレギュラー8人を脅かすような若手、新戦力の出現を心待ちにしている。

 投手陣再編にも動き出した。チーム防御率3・32はリーグ2位。さらなる充実へ、アルカンタラの中継ぎへの配置転換、藤浪の先発再転向を決め、岩貞の復調という条件付きで高卒2年目・及川の先発起用も明言した。

 先発ローテは西勇、青柳、秋山、ガンケルにルーキー・伊藤将が続く。「結局、他の先発が誰か出てきてくれないと。二保も含めて、誰かを動かすというのは絡みがある。一人だけを動かすことはできない」と指揮官は語気を強めて言う。二保、藤浪、高卒2年目コンビの西純、及川らを候補に、競争は激しさを増す。中継ぎ陣も小林がすでにファームで復帰しており、アルカンタラのリリーフがはまればスアレス、岩崎らと強固なブルペンを形成できそうだ。

 22日の休日を挟み、23日から再びしゃく熱の甲子園で汗を流す。「オレらは完成されたチームじゃないからプラスアルファというのうのは絶対に必要。このままで勝たせてくれるほど甘くはない」と矢野監督。五輪、高校野球と話題満載の夏。8月13日からの後半戦へ、冷静に16年ぶりV構想を練っていく。(デイリースポーツ・杉原史恭)

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