【野球】巨人“1103発打線”超パワーアップ!?スモーク&テームズ27日合流

 巨人・ジャスティン・スモーク内野手(34)とエリック・テームズ外野手(34)が、27日・ヤクルト戦(神宮)から1軍に昇格する。2人合わせてメジャー通算292発。注目の両大砲が加わり劇的に変わりそうな“新巨人打線”に迫った。

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 ついにバリバリのメジャーコンビが、披露される。27日から1軍に昇格する大リーグ通算196発のスモークと同96発のテームズ。原監督も待望してきたピースで、開幕前の構想通りのメンバーがそろった。

 指揮官は我慢し、その時を思い描いてきた。3月29日に来日。2週間の隔離期間を経て1軍合流後、2軍で実戦を積ませた。「こっちが焦る気持ちを抑えつつ彼らがスタンバイできた時を待つ」と時間を与えた。テームズは2軍9試合で打率・5割、4本塁打、15打点と打棒爆発。スモークも同7試合で打率・333、5打点と仕上がりつつある。「スタンバイということ」と2人の昇格を決めた。

 両大砲が加わる巨人の新打線。超攻撃型のオーダーを組む選択肢もある。1番・梶谷から坂本、丸、岡本和と並べ5番・テームズ、6番・スモークの打順。「7番・二塁」にウィーラーを入れれば“日米通算1103発”という豪華な打線を組むことも可能だ。

 もちろん、守備面で不安要素があることも否定はできない。テームズは2軍戦の外野守備で平凡なフライを落球するなど、ディフェンスは未知数。チーム全体の守備力を考慮し、「7番・二塁」にウィーラーではなく若林を入れたとしても、1番から6番までで“日米通算960発”と十分、強力な打線だ。

 現在2連敗中の3位で、3ゲーム差の首位・阪神を追う巨人。2連覇中の王者が、超重量級打線を完成させて巻き返しを狙う。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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