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【スポーツ】亀田和毅復帰戦の相手はなぜノーランカーになったのか?興毅会長が経緯を説明

 元世界3階級王者で3150ファイトクラブの亀田興毅会長(34)が29日、大阪市西成区の同ジムで会見し、5月5日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で第1回主催興行を開催することを発表した。メインイベントは弟で元世界2階級王者の亀田和毅(29)=3150=が三宅寛典(32)=ビッグアーム=と56・5キロ契約ノンタイトル8回戦で対戦する。

 日本ボクシングコミッションのプロモーターライセンス取得には複数回の実績が必要とされるため、今回はライセンスを持つ真正ジムとの共同開催という形式で行われる。会見には真正ジムの山下正人会長(58)も同席した。

 記念すべき初興行だが、マッチメークは困難を極めた。19年7月のWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦以来となる和毅の復帰戦は契約体重56・5キロで設定。8月にオーソドックススタイルの世界ランカーとの次戦を計画しているため、今回も右構えの選手に限定した。その条件でオファーをかけたが、相手が見つからない。新型コロナの影響で興行が不安定となり、活動していないボクサーが増えていること、加えて海外選手を呼べないことが大きな理由だ。

 山下会長が今回の決定までの経緯を説明する。「自分も探して、興毅会長もいろいろな人脈で探したが、今は全国どこを探してもウエート決めて探すのは大変。その中で三宅選手が唯一、大物食いをして有名になりたいと名乗りを上げた」。三宅はランキング入りしておらず、戦績も9勝(1KO)10敗2分けと負け越している。

 山下会長が「この選手どうや」と三宅を提案したところ、興毅会長は即決せず「ちょっと自分でも探してみます」と再び相手探しに動いたという。「東京のジムにも結構電話したけど、本当にいない。マッチメークの難しさを痛感しました。初黒星です」。興毅会長によると、サウスポーを除きスーパーバンタム級の日本ランカー全員に上から声をかけたという。最終的に山下会長の「今回は和毅が8年ぶりに関西のリング上がる。ブランクも2年近くある。とにかくリングに上がって姿を見せることが一番やないか」という言葉にうなずき、カードが決まった。

 ブランク明けとはいえ世界を目指す和毅には内容の問われる試合となる。興毅会長は「タフな選手なので強い勝ち方、しっかり倒しきれるか」と語った。

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