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【野球】楽天・マー君が重要視 捕手の「フレーミング」と「捕球音」に注目

 8年ぶりに楽天に復帰した田中将大投手(32)が、自軍捕手陣に伝えた一つにフレーミングの重要性が挙げられる。その「フレーミング」について一つ疑問に感じたことがある。ミットから奏でられる心地よい捕球音とストライクゾーンをギリギリ外れたボール球をストライクに見せる技術は共存できるのかということだ。

 ひとえに「フレーミング」と言っても、明確な定義はないらしいが、ミットを動かして、ボールをストライクと判定してもらうということは確かだ。そこでよりストライクゾーンから外れたボールをストライクと判定してもらうためには、ミットの先端(網)の方で捕った方が、より広いゾーンをストライクとして判定してもらえるのではないかと素人目線で考えてしまう訳だ。

 ミット音とフレーミングは共存できるのか?この素人丸出しの疑問を楽天・光山バッテリー兼守備作戦コーチに聞くと「音っていうのは(ミットの)芯で捕ったら音が鳴る。キャッチャーはミットの芯で捕らないといけないから、音も鳴って、フレーミングもできるっていうのが、技術ですね」と即答された。

 同じ質問を正捕手候補の最右翼・太田にもぶつけてみたが「うまかったら、音も鳴りながらフレーミングもできる」。どうやら、ミットの網で捕球するという概念はそもそもなく、芯で捕りながら適度にミットを動かす。つまり音とフレーミングは共存しなければならないものということだ。

 実際に捕手の捕球音というのは投手にとって大事なもの。2月7日に田中将がチーム合流後初めてブルペンに入った際に、右腕は「バチーンって音が鳴ると、自然と力がやっぱり入りますね」と話していた。

 記者も投手経験者として、「ポスッ。ポスッ」と捕球音が鳴らない捕手とバッテリーを組むときは「いやだなぁ」と思ったものだ。

 今季のプロ野球は昨季から引き続いて、“野球の音”が楽しめる環境にある。捕手の捕球音とフレーミングという部分にも注目して見ると面白いかもしれない。ちなみに「ポスッ」というのは、韓国語では「キャッチャー」の意味があるらしい。この情報は阿部慎之助巨人2軍監督から教えてもらった。(デイリースポーツ・畠山賢大)

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