【野球】“ロッテの鳥谷敬”が全うした阪神時代とは異なる役割とは

 昨季限りで阪神を退団し、今年の3月にロッテに入団した鳥谷敬内野手。春季キャンプに参加しないという異例の形で開幕を迎えることになった。

 今季のスタメン出場は5度。42試合に出場して打率・139だった。それでも主に代打や代走、守備固めなどの役割をこなした。レジェンドがベンチスタートの際、試合のイニング間に外野手とのキャッチボールも率先してこなした。

 若手らに積極的にアドバイスを送り、同僚に尊敬され、ロッテを盛り上げた。4年ぶりにCSに進出した球団を支えたことは間違いない。CSでは出場機会がなかった。15日のCS敗退後、今年を振り返り、心境を明かした。

 一点をジッと見つめ「自分の役割というか、できることは全力でやりましたし。自分としてはベストは尽くしました」と語った。そして「個人的な成績としては、満足する1年ではなかったですけど」と正直な思いを吐露。「何とかチームも2位になってクライマックスでチャレンジするところまでは、いった」と振り返った。

 阪神時代は不動の遊撃のレギュラーを託され、チームの中心選手として期待され、特大のプレッシャーもあっただろう。ロッテではチーム、選手たちを支える縁の下の力持ち役に徹した。リーグも違えば、置かれた立場も変わった。

 「環境は全然違いますし。プレッシャーのかかり方が、ないというよりは、違うプレッシャーがある中でやっていた」。虎の歴史を彩ったレジェンド。新天地のファンや周囲の期待をひしひしと感じ、それをモチベーションにしてきたのだろう。ベテランにとっての今年は、特別なシーズンになったかもしれない、と感じた。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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