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【芸能】印象的だったザブングル・加藤の熱い将棋愛と棋士へのリスペクト「将棋人口増えて欲しい」

 相当のフィーバーといっていいだろう。史上最年少の18歳1カ月で二冠となった藤井聡太棋聖・王位を中心に、将棋界を取り巻く状況が熱い。スポーツ雑誌でも、異例の将棋特集が組まれた。

 芸能界でも、将棋好きは多い。藤井二冠誕生の際、そのすごさを語ってもらったザブングル・加藤歩の将棋愛と視点が印象的だった。

 まず感じたのは、プロ棋士へのリスペクト。アマ初段の実力を持ち、番組などでプロとの対局経験もあるだけに、最初は戦術的なことや印象的な一手を尋ねたのだが「僕ごときが何か言うのはおこがましい」の連続だった。加藤の父は全国優勝経験があるアマチュアの強豪。プロのすごさを幼い頃から聞かされてきただけに「プロの方は全員、とんでもない“バケモノ”の集団なんです」と、最大限の敬意を払っていた。

 そして、本当に将棋が好きなんだなという熱気。日本将棋連盟公認のアプリ「将棋ウォーズ」で毎日3局、オンライン対局を欠かさないという。取材した日も「今日は1勝2敗でした」と明かし「持ち時間が10分でやるんですよ。電車を待っている時とかにやっていて、人から『加藤さんですよね。写真撮ってください』とか言われると、撮っている間に1分ぐらい過ぎちゃう」と苦笑していた。

 そんな加藤が感じる将棋の魅力を尋ねると「プライドをかけてやるところ」という答え。「70、80歳のおじいちゃんでも本気で喜んだり、悔しがったりする。その年齢になってもこれだけ感情が動く将棋ってすげえなと思います。特に同じぐらいの力の人同士でやるのが、もう最高。大人になってこんな真剣に取り組む競技があって、感謝しかないですね」と、しみじみ語っていた。

 AIの進化、オンライン対局の普及もあり、子供やアマチュアのレベルは格段に上がっているという。加藤は「僕の勝手な分析です」と断った上で「今の子供から、とんでもないプロの棋士はポツポツ現れるんじゃないかな」と予想。さらに「男性に勝てる女流棋士が現れるとにらんでるんですよ。女流棋士でとんでもないプロになる子も現れて欲しいなと思いますね」と続け「将棋人口、増えて欲しいですね」と、切に願っていた。

 ひしひしと伝わってきた熱い将棋愛。加藤のような将棋好きの芸能人が魅力を発信することが、さらなる裾野の拡大につながる一助になるかもしれない。(デイリースポーツ・藤田昌央)

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