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【野球】「早く試合がしたい」広島・大盛、支配下登録勝ち取って迎える開幕

 広島・大盛穂外野手(23)が、開幕へ向け気持ちとコンディションを高めている。支配下登録されて初めて臨む1年は、新型コロナウイルスの影響で何度も開幕が延期になった。ようやく幕を開けるシーズン。自主練習で取り組んだ打撃や走塁練習の成果を、グラウンドで思い切り発揮する。

 待ちに待った開幕だ。大盛は期待に胸を膨らませながら言葉を紡ぐ。「早く試合がしたいと思っていた。2軍でまず結果を残せるように頑張りたい」。背番号が「124」から「59」に変わって臨む初めてのシーズンが6月19日から始まる。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け2軍も長く1勤1休態勢。練習時間は2時間半に制限されていた。「練習ができるだけでありがたかった。考えながらやりました」。何が自身にとって成長につながるか-。自問自答しながら打ち込んできた。

 体作りが課題の1つ。春季キャンプで75キロに落ちた体重を、筋力トレで昨オフまでの79キロ台後半に戻した。「僕は右足を上げてタイミングを取るタイプ」。打撃ではバランスや体重移動に重点を置き、フォームを自身のスマートフォンで撮影するなどした。

 育成選手として入団した昨季は、ウエスタンでチーム最多の109試合に出場し16盗塁を記録。俊足には自信があり、今季は赤松2軍外野守備走塁コーチの指導の下でさらに磨きをかけている。練習時間の制限があった時期は赤松コーチとは別組で言葉を交わす機会はなかったが、春季キャンプではスタートの切り方や走り方について細かく指導を受けた。

 「僕はO脚。何度も、こうやって走るんだぞ、と実際に走ってもらった。言葉にすると難しいですが、足が地面についたときには、反対側の足が出てくるイメージです」

 現役時代に136盗塁。走塁のスペシャリストとしてチームの勝利に貢献してきた赤松コーチの存在は大きく、技術や考え方など全てを吸収していく。

 大学4年時には、社会人でのプレーを目指し、8社の練習に参加しながら全て不合格に終わった経験も持つ。逆境をはねのけて前へ進んできた大盛は、2軍で定位置確保を目指す。(市尻達拡)

 大盛 穂(おおもり・みのる)1996年8月31日生まれ、大阪府出身。外野手。右投げ左打ち。179センチ、79キロ。守口シニアをから静岡・飛龍高へ進学。静岡産大では、4年春のリーグ戦で首位打者を獲得。18年度ドラフト育成1位で広島に入団した。19年の秋季キャンプ中に今季からの支配下選手登録が決まった。

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