【野球】佐々木朗希は誰タイプ? 斉藤和巳?ダルビッシュ+大谷?本人は「唯一無二」

 最速163キロの快速球を誇るロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡。今月13日にキャンプ地・石垣島で行ったプロ初のブルペン投球では、捕手を立たせた状態ながらも豪腕を披露し首脳陣やナインの度肝を抜いた。

 ロッテのチーム内では、ダイエーやソフトバンクで活躍した「斉藤和巳みたい」との声もある。03年と06年に沢村賞を獲得した豪腕の斉藤和巳氏と比較されるほど、その潜在能力が、突出しているといえる。

 ロッテのキャンプ地を視察した他球団は、どう見ているのか。佐々木朗がまだブルペン入りせず、キャッチボールで調整していた2月上旬の段階ではあるが、日本ハム・関根スコアラーは「ものが違う」と舌を巻く。日本ハムに在籍し、米大リーグでも活躍しているダルビッシュ(現カブス)と大谷翔平(現エンゼルス)という両右腕の“要素”を持っていると分析した。

 関根スコアラーは、佐々木朗が大谷に似ている要素として「ボールを強くたたきつける。スピードに特化している」ことを挙げた。左足を高く上げ体全体を使う投球は、ダルビッシュタイプで「長い手足を上手に使っている。(ダルビッシュと同じく打者が)タイミングが取りづらいフォーム」と説明した。

 まだ実戦のマウンドに上がっていないものの、既に周囲から潜在能力の高さを絶賛されている佐々木朗。まさに無限の可能性を秘めた右腕だ。デイリースポーツのインタビューで“究極の理想像”について本人は「他の選手も当然、リスペクトしているんですけど、理想は過去にもいないようなピッチャー。唯一無二というか。『1番』と言われるピッチャーになりたいです」と語っていた。

 将来的には、比較対象もいないほどの“異次元”の大投手になるかもしれない-。そんな期待を抱かせてくれる超逸材であることは間違いない。(デイリースポーツ・伊藤玄門)

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