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【野球】日本ハム・万波 高卒2年目で誓う1軍定着 逆方向への一発期待

 日本ハムの万波中正外野手(19)が春季キャンプ1軍スタートの切符をつかんだ。1年目の昨季、ファームで90試合に出場し打率・238、42打点、本塁打は、チームトップの14本を放ち1軍戦でも2試合に出場した。

 持ち味のパンチ力も発揮し十分に存在感を見せた1年。今回の抜てきに対し万波は、「もちろん狙っていました。まずは1カ月間、必死に食らいついて、今年は一気に1軍にチャレンジしていきたい」。2年目の決意を勇ましく語ってくれた。

 一方で普段の万波は天真らんまんという言葉が似合う。オフ期間中の千葉・鎌ケ谷の室内練習場。お気に入りの松浦亜弥の「Yeah! めっちゃホリディ」をスマホからBGMとして流しノリノリでマシン打撃に励む。トレーニングウエアには横浜高時代のジャージーをいまだに着用することも。先輩である楽天の藤平、ソフトバンクの増田から引き継いできたお古だが、「年季は入ってるけど、愛着がありますから」とニコリ。明るく飾らない性格もみんなに愛されている。

 しかしそれ以上に印象的なのは、19歳とは思えぬプロ意識の高さ。「自分が1軍に出たいので、自分が考えてやるべきだと思う」。オフ期間中には新たな打撃フォームを1人で模索した。昨季は長打力への強すぎるこだわりが、自分の良さを殺していたという。「引っ張り気味でホームランを打とうと思っていた。でも自分にはしっくり来ないと気づいた」。ファームで三振が多かったのもその一因だった。

 昨年の12月は年末をのぞいてほぼ毎日マシンで打ち込み感触を探った。悩み抜いた末に行き着いたのが原点回帰だった。「引っ張りにこだわらず、流してもいい。それもそれで自分の色なのかな」。元々小学生の時から反対方向に打球を打つのが得意で、昨季もファームで逆方向への本塁打はあった。「今は打撃に関してクリアになった感じはある」と飛躍への手応えをつかみ表情は明るい。 

 肉体の変化も後押しする。「鏡で見ても変わってきた。体が強くなって、体幹が強くなって力強くなった」。体重は微増したが、体脂肪は一桁台に落ち、筋肉量が大幅に増加。フィジカルも技術もレベルアップして迎える2年目。「新しくやっているものと1年間やってきたものを全部融合する。やってきたこと全部出す打ち方をしたい」。今季は逆方向へのホームランがより多く見られるかもしれない。(デイリースポーツ・島田敬将)

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