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【野球】広島球団 入社2年目の女性カメラマンが届ける夢「カープの魅力を伝えたい」

 広島球団にはオフィシャルカメラマンが3人いる。シーズン中は男性カメラマンが試合を撮影。2人いる女性カメラマンはスタンドでファンを撮影し、球団公式サイトの「来場者フォト」というコーナーで公開していた。その女性カメラマンの一人が、企画デザイン室に籍を置く蔭田真琴さん。入社2年目のフレッシュな20歳だ。

 2台のカメラを手にスタンドを歩いていると、ファンから「いつもホームページを見てますよ」「私たちも撮ってください」と、ひっきりなしに声をかけられる。「皆さんから声をかけてもらうことが、すごく励みになっています。カープの話題だったり、お天気のことだったり、いろんな話もします。心掛けているのは皆さんの最高の笑顔を1枚でも多く撮ることです」。

 広島県江田島市出身で、おじが新聞社のカメラマンをしていたことから、カメラに興味を持った。広島商では写真部に入部。「小さい子供やお年寄りを撮ったり、高校野球の時期はスタンドで応援団や選手のプレーも撮っていました」。昨春カープに入社し、現在の部署に配属。夢だったプロカメラマンとして歩み始めた。

 球団職員の働く姿を撮影し、社内向けのアルバム作成にも携わっている。試合がない時はカメラを手に事務所内を歩き回る。ドラフト会議前日は張り詰める緊張感の中で行われたスカウト会議にも潜入。「夏頃の和やかな雰囲気の会議とは全然違って、皆さんピリピリとした雰囲気で、私もシャッターを押す手が震えました」と振り返る。ドラフト会議や指名選手のあいさつにも同行。ドラフト1位の明大・森下暢仁投手と佐々岡監督とのツーショット写真は球団公式サイトを通して多くの人の目に触れた。

 これからの目標を尋ねると、「もっと技術を上げて、一瞬のシャッターチャンスを逃さないカメラマンになることです。ファンの方だけでなく、マツダスタジアムやファンクラブの様子などカープのいいところをたくさん伝えていきたい」。シーズンオフもカメラは肌身離さす、あちこちを飛び回る忙しい日々を送っている。(デイリースポーツ・工藤直樹)

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