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【野球】“平成首位打者”ヤクルト・青木が感じた野球の変化「振るバッターが増えた」

 平成が終わる。この時代のプロ野球(NPB通算4000打数以上)で、最も高い打率を残したのがヤクルトの青木宣親外野手。打率・329は2位・小笠原道大(現中日2軍監督)の・310を大きく引き離す。昭和を含めてもNPB生涯打率の首位打者である青木が口にした野球の変化が、興味深かった。

 04年にヤクルトに入団して活躍し、12~17年まではメジャーでプレー。18年に古巣復帰してヒットを量産し続けるプロ生活。「日本にいて、米国に行って、また帰ってきて。野球がすごく変化していたのは感じた。よりいい成績を残そうとして、いろんな知恵や理論が生まれてきているし、日本の野球界が変わっていった。選手のレベルも上がっていると思う」という。

 具体的に触れた一例が、打者のスタイルの変化だ。「振るバッターが増えたと感じる。僕がプロに入った頃に比べて、コンタクトするバッターより振るバッターが増えたのでは」と挙げた。確かにソフトバンク・柳田に代表されるように、体がのけ反るほどのフルスイングをする選手も少なくなくなった。

 もちろん、対戦する投手たちにも感じる変化がある。「スピードボールを投げるピッチャーが増えて、150キロが当たり前になっている。全体的にはコントロールは昔のピッチャーの方がよかったと思うけど、スピードボールは今の方が投げる。そんな印象がある」というのがそれだ。今や160キロを投げる高校生が現れる時代。打者にとっては、スピードが上がる速球に対応し続けていくことは避けては通れないテーマだ。そのうえで、投手全体のスタイルの変化について「速い球を投げるから、どうしてもコントロールがぶれやすくなるのかもしれない」と推察した。

 NPB通算1480安打を誇る青木。さらに快音を積み重ねていくであろう令和の時代へ、希代の安打製造機は「どうなっていくかはわからないけど、変化に対応していくようになって、レベルは上がっていくのでは」と、さらなる野球の進化を予想した。(デイリースポーツ・藤田昌央)

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