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【芸能】2冠達成した霜降り明星・粗品の原点は「母への感謝」

 R-1を制し、トロフィーを手に高笑いする霜降り明星の粗品=東京・台場のフジテレビ(撮影・西岡正)
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 ひとり芸No.1を決める「R-1ぐらんぷり 2019」の決勝大会が10日、フジテレビで行われ、昨年12月にコンビでM-1グランプリを制した霜降り明星・粗品(26)が優勝。2542人の頂点に輝き、賞金500万円を手にした。

 粗品の芸人活動の原点には、常に「母への感謝」がある。M-1優勝時に賞金1000万円の使い道を問われると、「母ちゃんの欲しいものを10個買ってあげたい」と回答。R-1の優勝賞金50万円についても「10個買ったら、M-1の賞金でも足りなくて…」と、さらに資金を上乗せすることも宣言した。

 粗品の母が思い描いていた息子の未来は、少なくとも芸人ではなかった。大阪府出身の粗品は、中学で関西私学の雄・同志社大学の付属校に入学。エスカレーター式に大学まで進学した。

 だが、幼少時からお笑いに魅せられていた粗品は、高校時代からアマチュア芸人として活動。2011年のR-1ぐらんぷりでは準決勝に進出し、プロになる手応えをつかんだ。結局、進学した同志社大学は早々に中退。高校時代から「相方はこいつしかいない」と目を付けていたせいやとコンビを結成することになる。

 母の期待は、十分に理解していた粗品。「親が就職に困らんように、としてくれてたのに、親不孝ですよね…」とつぶやいた。中退の決意を告げた際は「反対はされなかったんですけど、母ちゃんは泣いてましたね。それが胸痛くて」という。それだけに、M-1を制した際には「ホンマに良かったですよ。母ちゃんも、メッチャ喜んでました」と相好を崩した。

 R-1を制し、史上初のM-1との2冠を達成。芸人として1つの伝説を達成したことで、母親への恩は十分に返したと言えるだろう。4月からは地元を離れ、東京に本格進出する。それでも粗品の根元には、やはり母親への感謝の念があり続けるはずだし、そうであり続けてほしいと思う。(福島大輔)

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