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【野球】阪神ドラ1近本、キャンプで磨いた走塁技術 見直した2つのSとは

オープン戦で二盗を決める阪神・近本光司
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 2月1日からスタートした阪神の春季キャンプが27日に終了した。自主性が尊重された今キャンプ。ドラフト1位・近本光司外野手(24)=大阪ガス=は走塁技術の向上に励んだ。

 全体メニュー終了後の個別練習。各自、打撃や守備など課題と向き合う中で、近本は主に走塁練習に時間を割いた。目的は長所を生かすため。清水雅治ヘッドコーチと筒井壮外野守備走塁コーチらから指導を受けた。

 盗塁をする際に重要だといわれるのが3S(スタート、スピード、スライディング)。スピードについては身体能力が大きく影響するが、スタートとスライディングはそれほど個人差はないと考えられている。50メートル5秒8の近本は、その足を生かすためにもスタートとスライディングを重点的に見直した。

 練習の際は、走っている姿をビデオ撮影して何度も確認。改良をした走塁への手応えは十分だ。「一番変わったのはスライディング。今は走れて、その(トップスピードの)流れのままスライディングができている」。これまでは、右膝と臀部(でんぶ)を使いながら滑っていたが、スピードを生かすために変更。ほとんど右膝だけで滑り、摩擦力を減らした。

 沖縄・宜野座キャンプでは2月11日の紅白戦(宜野座)で初盗塁を記録。その後も初球から積極的に走ろうとする姿勢を示した。どん欲さを前面に出すルーキーに清水ヘッドコーチは「盗塁はスタートが肝心になってくる。思い切ったスタートを切る勇気が必要。近本には、その姿勢はある。これからは、いいスタートを切れなかったときに途中で辞める勇気が必要になってくる」とさらなる成長に期待を寄せた。

 シーズン開幕まで残り1カ月を切った。「次の1カ月(3月)とシーズンに入ってからは結果と自分のやりたいことを少しずつ合わせていきたい」。狙うのは、3月29日・ヤクルト戦(京セラ)。最大限の能力を発揮してその座をつかみとる。(デイリースポーツ・井上慎也)

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