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【野球】広島ドラ5・田中法、課題に取り組む18歳の春季キャンプ

春季キャンプでレベルアップを図る田中法彦投手
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 広島のドラフト5位・田中法彦投手(18)=菰野=がレベルアップを目指し初めての春季キャンプに臨んでいる。速球が武器の右腕の課題は、クイックモーション時で安定した投球をすること。ブルペンではセットポジションで全球を投げるなど技術向上に努めている。

 小さな体を目いっぱいつかって右腕を振る。身長173センチから放たれた直球は、上背がある投手に勝るとも劣らない球威と力強さがあった。日南の空の下で参加する初めての春季キャンプ。田中法は心地良い疲れを感じながら汗を流している。

 「シーズンは長い。まずはしっかりと戦える体をつくって行きたいと思う。ランニングの量は多いけど、それは自分のため。しっかり頑張っていきたいです」

 キャンプ開始から6度の投球練習を行った。1月の合同自主トレでは新人選手で、ブルペンに一番乗り。担当した松本スカウトが「どれだけ投げても大丈夫な体」というタフネスさも魅力だ。球数を投げることで技術を向上させてきた。

 最初に向き合う課題はクイックモーション。小林2軍投手コーチに指摘されたという。「例えば二塁に走者がいると見ながらモーションに入ったりすることがある」。菰野時代に苦手だった訳ではないが、プロではさらにレベルアップしたものが要求された。

 視線を捕手側に向けていないため、投球動作に入ったときに体のバランスを維持するのが難しいという。そのため本来の球威を欠き、制球が安定しない。「ブルペンで、セットポジションだけで投げる日をつくっています」。走者を背負わない登板は皆無に近い。反復練習することで課題の克服を目指す。

 昨年12月の新入団会見では、緒方監督やファン600人が集まる前で「太い眉毛がアピールポイント。負けない自信はあります」とニヤリ。大舞台でも平常心でいられる精神力は大きな武器に違いない。

 「三振を取れる投手になりたい」と前を見据えた若鯉。自らと向き合いながら一歩一歩前へ進んでいく。(デイリースポーツ・市尻達拡)

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