【野球】新天地との相性は…移籍した西、岩隈、金子3投手の球場成績

 今オフ、FAなどによる大物選手の移籍が目立っている。投手を見ると、西勇輝投手がオリックスから阪神へ、岩隈久志投手は米大リーグ・マリナーズから巨人へ、金子弌大投手はオリックスから日本ハムへの入団が決まり、移籍に伴い本拠地も変わることに。そこで、新たな本拠地となる球場での成績を見る。

 西の甲子園での成績は4試合で1勝1敗、防御率0・76。プロ初勝利を挙げたのは甲子園で、2011年4月17日の楽天戦。失点は初回に犠飛で失った1点のみで、7回を3安打1失点だった。ちなみに、菰野高時代は、08年夏の甲子園に出場。1回戦敗退だったものの、仙台育英戦で先発して9回13安打4失点の完投負けだった。

 セ・リーグを相手にした交流戦通算成績は29試合で10勝7敗、防御率2・94。10勝の内訳はDeNA=5勝、阪神&広島=2勝、ヤクルト=1勝。7敗の内訳は中日=3敗、巨人=2敗、阪神&ヤクルト=1敗だった。

 岩隈の東京ドームでの通算成績は12試合で7勝4敗、防御率2・68。プロ初登板初勝利は東京ドームで、近鉄時代の01年5月29日・日本ハム戦。8番手で登板して1回2/3を2安打1失点。九回に同点に追いつかれたものの、直後の延長十回に味方打線が勝ち越して勝利投手となった。

 岩隈の交流戦通算成績は、22試合で8勝10敗、防御率3・57。8勝の内訳は横浜(現DeNA)=3勝、広島&巨人=2勝、ヤクルト=1勝。10敗の内訳は広島&阪神=3敗、巨人&ヤクルト=2敗だった。

 なお同じパ・リーグ球団に移る金子の札幌ドーム通算成績は、13試合で4勝5敗1セーブ、防御率3・35となっている。

 これまでの金子の通算成績は316試合で120勝78敗。球団別で見ていくと、楽天=30勝9敗、西武=19勝13敗、ソフトバンク=19勝20敗、日本ハム=18勝9敗、ロッテ=17勝13敗、交流戦=17勝14敗だった。(デイリースポーツ・記録係)

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