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【野球】金足農・吉田と大阪桐蔭・柿木 甲子園を沸かせた2人の投手の関係

 柿木(右から3人目)の投球ファームを真似る吉田
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 今夏の甲子園優勝投手と、同準優勝投手が、侍ジャパン高校代表で名コンビとなり、チームを盛り上げている。第12回U18アジア選手権(9月3日開幕・宮崎)に出場する高校日本代表の柿木蓮投手(3年)=大阪桐蔭=と吉田輝星投手(3年)=金足農=が、グラウンド内外で欠かせぬ存在となっている。

 2人は今夏の甲子園決勝後、一緒に聖地のマウンドの土を集めた。これが接点となり、意気投合した。

 侍ジャパン高校代表は、25日から始まった都内近郊での合宿を打ち上げて29日夜に開催地の宮崎入り。30日にKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われた練習では、2人が何度もチームメートを笑顔にした。

 投手陣は練習が一段落した後、外野の芝生で野球談義を始めた。すると、柿木が市川悠太投手(3年)=明徳義塾=、奥川恭伸投手(2年)=星稜=のフォームをモノマネ。さらに吉田のフォームもマネして周囲を爆笑させた。

 すると、吉田が“応戦”。柿木のフォームだけを大げさにモノマネすると、投手陣は再び声をあげて笑った。

 その後、野手が1カ所で打撃を行っていると、2人は飛び入り参加。柿木がチームメートに「一番、飛ぶバットちょうだい!」と依頼。すると、周囲から「ノックバット!」、「(軟式用の)ビヨンド!」といじられ、周囲は爆笑。大半の選手が見つめる中、和やかなムードで2人の柵越え競争が始まった。

 吉田は18スイングでフェンス直撃の打球が1本。しかし、柿木は計16スイングで見せ場はなし。最後は「もうええわ!」と勝手に締めくくり、またチームメートを爆笑させた。

 練習の最後に設けられた記念撮影タイムでは、マウンドで吉田が藤原恭大外野手(3年)=大阪桐蔭=と「侍ポーズ」の予行演習。すると、柿木も負けじと「侍ポーズ」を披露。様にはなっていたが、いじられキャラの柿木がポーズを決めると、チームメートから笑いが…。その横では吉田も屈託のない笑顔を見せていた。

 2人は宿舎で同部屋。柿木は「あいつ(吉田)はかまってほしいんですよ」と笑うが、お互いにとっても欠かせぬ存在となりつつあるようだ。

 2人は今夏の甲子園で実績を残した。柿木は大会最速の151キロをマーク。準決勝・済美戦、決勝・金足農戦を2試合連続完投し、自身4度目の甲子園で念願の優勝投手となった。

 吉田も秋田大会から準決勝・日大三戦までを1人で完投。県勢を103年ぶりの決勝へ導いている。

 プロからも注目される2人の右腕がくだけることで、投手陣は笑顔が絶えない。名コンビはグラウンド内外でアジア選手権2連覇の鍵を握っている。(デイリースポーツ・西岡 誠)

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