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【野球】広島・下水流、1軍生き残りへ背水の決意

 広島・下水流昂外野手(29)が1軍生き残りへの猛アピールを続けている。春季キャンプ中から打撃面で好調を維持しており、オープン戦でも安打を量産。昨季は出場わずか9試合と不本意な結果に終わっただけに、今季は開幕1軍入りを果たし、シーズン通してチームの勝利に貢献するつもりだ。

 「結果を出さないといけない立場だし、食らいついていくだけ。打つしかない。ずっと1軍にいたい」

 3日のオープン戦・西武戦(佐賀)では左へ右へと広角に、そして中越えの長打も放つなど、3安打猛打賞。対外試合は21打数11安打、打率・524(3月8日現在)と安定した成績を残す。

 ここまで外野手は右肩の状態が万全でない丸や右くるぶし骨折からの復活を目指す鈴木が実戦守備を回避しており、出場機会にも恵まれている。「隙を見せないように」と気を引き締めながら、アピールの好機をきっちりと結果で示している。

 キャンプから「真っすぐを捉えられないと、戦っていけない」と、安打の確率を上げるためのテーマを持ってきた。タイミングは昨季よりやや早く取ることを意識し、その上で「(球を)つぶす感じで」と打撃練習時からライナー性の打球を心掛ける。試合でもライナー性の安打が目立ち、「結果も出ている」と手応えをにじませる。

 16年は自己最多の48試合に出場し、打率・250、5本塁打、18打点と結果を残した。さらなる飛躍を期した昨季だったが、出場は9試合、安打は1本と悔しさが残った。巻き返しを誓って迎えた春季キャンプでは1軍メンバー入り。「1軍に居ることが一番」と生き残りへ泥にまみれた。その奮闘ぶりは緒方監督の目にも留まり、上本や若手の高橋昂らとともにキャンプ最終日に監督賞を受けた。

 若手が多い中、4月で30歳を迎える。「どれだけこの感じを続けられるか。年も年なので、チャンスは少ないと思う。いい内容、いい結果で応えられるようにしたい」。シーズン開幕の30日をマツダスタジアムで迎えるために、懸命にバットを振り続ける。(デイリースポーツ・田中哲)

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