【サッカー】25周年のJリーグの挑戦 金曜開催はファンに受け入れられるか

 93年にスタートしたJリーグは、今年で25周年を迎える。区切りとなる1年の皮切りとなるJ1の開幕は23日の金曜日に行われる鳥栖-神戸戦(ベアスタ)。四半世紀という歴史の中で、単独カードでの開幕は、93年、03年、06年以来4度目だが、平日に開幕を迎えるのは初めてとなる。今季はJ1で金曜開催が11度ある。Jリーグの挑戦は、ファン・サポーターにどう受け入れられるだろうか。

 25周年目のJリーグが始まる。2月15日に都内で行われた「キックオフカンファレンス」で、村井満チェアマンは金曜開催を実施することで「週末は家族や友人と過ごしたり趣味の時間を大切する、といった時間の使い方もできるかと思います」と話した。金曜開催は過密日程の緩和と、J1開催日を複数設定することによる露出拡大が主たる目的。昨季からJリーグの試合映像を配信する「DAZN」の意向も影響しているが、ライフスタイルが多様化している現代に即した変化の仕方に映る。

 一方、これまでならば週末に行われるはずだった試合が金曜の夜に行われることで、観客動員が減少する恐れもある。それだけに、開幕節での金曜開催に関しては、リーグ側が協力してくれるクラブを募る形を取ったという。開幕カードである鳥栖-神戸は、仕事終わりのファン・サポーターが駆けつけやすいように、試合開始が20時と従来よりも遅く設定されている。ホームゲームを主催するクラブ側もまた、工夫を凝らしている。

 また、1月末にリーグ側が発表した17年度のスタジアム観戦者調査結果では、2004年から継続して調査をしてきた観戦者の平均年齢が、J1に限っては初めて低下した。観戦者数自体が増えた一方で、平均年齢は40・8歳から40・1歳となるなど、目に見える大きな変化ではないが、調査方法を統一した04年以降、平均年齢は増加する傾向が続いていただけに、リーグ側は若い新規参入サポーターの増加を歓迎。週末の過ごし方に選択肢が増えることは、若いサポーターにとっては歓迎だろう。

 25年前の5月15日、満員の国立で産声をあげたJリーグ。次の四半世紀に向けた期待と共に、節目となる25周年での挑戦の成果にも注目したい。(デイリースポーツ・松落大樹)

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