【サッカー】ブラジルとも互角、ビーチサッカー日本代表4月にW杯 世界トップ選手も

 サッカーの日本代表がW杯最終予選でUAE、タイを相手に連勝し、W杯ロシア大会出場に、大きく前進したが、一足先に大舞台に挑む、もう一つの日本代表がある。ビーチサッカー。4月27日に開幕するW杯バハマ大会の出場を決めている。

 W杯グループステージは、優勝常連のブラジル、前回大会準優勝のタヒチと同じD組に入った。マルセロ・メンデス監督(47)は「難しいグループに入ったが、準々決勝、準決勝に駒を進める力はある」と“死の組”からの船出に、自信をのぞかせた。

 砂浜で、素足でソフトなボールで行うビーチサッカー。発祥はブラジルだ。レクリエーション的なものから、92年に統一ルール制定が進められた。ピッチは通常のサッカーの約7分の1。1チーム5人。12分×3ピリオド制。選手交代は無制限に可能など。95年に第1回世界選手権を開催。国際サッカー連盟(FIFA)主催となった05年からW杯となった。

 11人制での世界トップレベルの選手も、引退後、ビーチの国際舞台に立ち、普及と競技力向上に努めてきた。ブラジルは95年の第1回世界選手権で優勝したが、12ゴールで得点王となりMVPに輝いたのはジーコだった。05年の第1回W杯には優勝したフランスでカントナ、準優勝のブラジルでロマーリオもプレーした。

 ビーチサッカーでは、日本は世界で結果を残してきた。00年に4位。05年もラモス瑠偉監督が指揮を執って4位。06年は前園真聖がビーチに転向し、8強に進出した。日本の過去の実績、そしてW杯にはは世界トップクラスのタレントを擁して出場する。

 日本代表キャプテンの茂怜羅(モレイラ)オズ(31)=東京ヴェルディBS。ビーチサッカーが盛んなブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナ出身。12年に日本国籍を取得した。W杯では13年に4ゴールをあげて優秀選手にあたる「シルバーボール」を受賞。昨季まで3年連続で世界ベスト5に選出されている。

 日本は昨年10月の国際大会でブラジルと対戦した。PK戦で敗れたが4-4と互角の戦いを繰り広げた。メンデス監督は「日本に力があることは昨年のブラジル戦がそれを証明している」と上位進出への根拠を示した。

 チームは4月15、16日に沖縄・西原きらきらビーチでドイツ代表と親善試合を行って最終調整。決戦の地に向かう。「ビーチサッカーはまだ新しいスポーツ。子供も女性もさまざまな人ができる競技。われわれはバハマで最高の結果を残すために、できる限りの努力したい」(メンデス監督)。世界を相手に戦う姿を通して、ビーチサッカーの魅力が日本に広まるはずだ。(サッカー担当・鈴木創太)

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