【野球】侍ジャパン10/13人がA型 一流投手はA型が多い?

 楽天担当時代の08年、「ID野球」で知られる名将・野村克也監督が血液型の話題を持ち出し、選手の性格を分析していた。「名球会に入る選手はB型、O型が多いんや。A型は好投手が多い」。

 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督やイチローはB、ソフトバンク・王貞治会長や松井秀喜氏はO。野村監督もBだが、名球会入りした選手は確かにBやOが多い。ちなみに当時の楽天は主力にAB型の選手が数人いたが、野村監督は「AB型は何を考えているかよう分からん」とぼやくことも少なくなかった。

 23日、WBCに向けて強化合宿をスタートさせた侍ジャパン。一流がそろったメンバーの血液型を調べたところ…。傾向として顕著に出ていたのは投手で、13人中10人がA型だった。

【A】

松井裕(楽天)、菅野(巨人)、秋吉(ヤクルト)、則本(楽天)、藤浪(阪神)、増井(日本ハム)、石川(ロッテ)、岡田(中日)、牧田(西武)、千賀(ソフトバンク)、田中(広島)、菊池(広島)、青木(アストロズ)、筒香(DeNA)、鈴木(広島)、秋山(西武)

【B】

武田(ソフトバンク)、松田(ソフトバンク)、内川(ソフトバンク)、平田(中日)

【O】

宮西(日本ハム)、平野(オリックス)、小林(巨人)、大野(日本ハム)、中田(日本ハム)、山田(ヤクルト)

【AB】

坂本(巨人)

 日本人の血液型の割合はおおよそ、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%と言われる。A型の人数が増える可能性は高いとしても、13年の第3回大会でもA型の投手は13人中10人と多く、野手は16人中6人。第1回と第2回も含めると、A型は投手61%、野手39%だった。現在、大リーグで活躍するダルビッシュ(レンジャーズ)、田中(ヤンキース)、前田(ドジャース)もA型だ。

 血液型の性格診断などを見ると、A型は繊細で堅実、B型はマイペースで気分屋、O型は現実的でおおらか、AB型は個性的で天才肌などの言葉が並ぶ。科学的な根拠はないが、ヤクルト・野村バッテリーコーチも「確かに、(野村監督が)A型は好投手が多いと言っていた。全員に当てはまる訳ではないけど、A型の投手は繊細さや几帳面と言われるところが良いんじゃないかな」と話す。

 繊細なコントロール苦戦が予想されるWBC。それでも、世界トップクラスの投手陣が力を発揮できれば、上位進出のチャンスは十分にある。(デイリースポーツ・佐藤啓)

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